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鍼灸エクテ治療院
住所
〒152-0004
東京都目黒区鷹番3丁目11-7
ハギワラデュプレックス3階301号室
東急東横線「学芸大学駅」から
徒歩2分

診療時間
【午前】9:00~12:00
【午後】14:00~20:00

休診日
日曜・月曜
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院長ブログ 2014年6月アーカイブ

 妊娠・出産と鍼灸

東京都議会の塩村議員に対して、心無いヤジが
議場内で発せられたことが話題になっています。
 
塩村議員の質問の主意が、女性の出産、妊娠を
都としてどのようにサポートしてゆくかということ
ですから、「早く結婚したほうがいいんじゃないか」
というヤジは、的を外していて、非常に残念なも
のです。
 
 決して40歳の方の妊娠の可能性がないとは
言えませんし、医療や鍼灸による不妊治療によって
お子さんを授かる可能性は否定できません。
 
 しかし、純粋に生理学的に捉ると、ダウン症の
発生や流産の可能性から、出産は35歳までにした
ほうが、母体やお子さんにとっていいようです。
 
 また、女性の卵巣にある卵子は、有限で、遺伝子
が傷がつくことにより卵子が年を取ると言われています。
 
 このことを、知っていれば、結婚、出産、育児を
先延ばしにしなかったという声もあります。
 
女性が大学を卒業して仕事に5年従事して
慣れたころ、だいたい27歳位から結婚出産
準備を行おうと考えるのは、結構大変だと思います。
 
 仕事を取るか、出産・育児を取るか選択しなければ
ならない社会は、変えてゆかなければならないことは
政治の世界でも、企業でも言われていますが、個々の
サポートは決して手厚いとは言えないようです。
 
 そして、どのような仕事であれ、収入を得ることは、
決して楽なことではなく、厳しさが付きまといます。
 
 とにもかくにも、女性の方が働きながら妊娠、出産する
ためには、職場環境からくる、病気やストレスに対処して
ゆく必要があると思います。
 
 ただ、ストレスに起因する頭痛や生理痛などで、薬剤
を多用してしまうと、妊娠や出産への影響の可能性がある
ということも、女性の皆様には、知っておいていただき
たいのです。
 
 鍼灸、経絡治療には、体の不調を事前にとらえる
「未病」という考え方がありますので、妊娠、出産が
しやすい健康で丈夫な体作りにご活用いただき、
仕事と家庭、育児の両立をより快適にしていただきたい
と願ってやみません。

腎と腎臓-東洋・西洋医学と鍼灸-

 東洋医学において、「腎」という言葉は、
大変に重要な蔵の1つとして取り扱われて
おります。
 
 また、西洋医学、生理学におけるところの
腎臓も非常に重要な臓器です。
 
 東洋医学における「腎」という言葉は非常
に古く、紀元前200年頃の中国の
前漢時代の竹簡にその記述を見ることが
できます。
 
 また、東洋医学の基本書、黄帝内経 素問、
、霊枢では腎は人間が生きていく源の
「先天の生」を
つかさどると、考えられていて、
人間の生命に大きな意味合いがあるとされ
ています。
 
 現在の西洋医学の基礎である生理学、
解剖学においては、腎臓が血液をろ過して、
尿を作る際、体内のpHの調節や、電解質の
コントロール、血液内の水分量の変化に
を検知してホルモンによる血圧調整を行い
体内の水分量を管理するとされており。
 
また、骨を作るための活性型ビタミンD
や、エリスロポエチンという血液の
赤血球の骨髄での作成を促すホルモン
を作っていると考えられています。
 
 つまり、生きてゆくのに必要不可欠な
体の調整が腎臓で行われているのです。
 
腎臓がこれだけ重要なことをしている
ことは、西洋医学では、つい近年に
わかってきたことです。
 
2000年位以前に作られた、
東洋医学に「腎」の概念が述べられて
いたことは、素晴らしいことだと思います。
 
また、黄帝内経の素問や霊枢には
「腎」による骨や骨髄、生殖器や
泌尿器、の支配と合わせて、耳
や髪への働き、体全体の水分である
「津液」のコントロールを示しています。
 
そして目標達成への「志」も
その機能の範疇とされており
西洋医学における臓器部分だけの
機能ではなく、より広い働きが
考察されてきました。
 
耳について生理学的に考えるならば、
耳が正常に聞こえるためには、耳の穴や、
鼓膜、耳小骨、内耳が炎症などを
起こさないことと、
 
なによりマイクロホンの役割をする
蝸牛が正常に動き、音を神経の電気信号
に転換して脳神経に伝えなければ
なりません。
 
 そこで大切なのが、蝸牛内部の
電解質の組成で、有毛細胞に
カリウムイオンが侵入して脱分極
を起こすことができるかどうか、
ということが重要になります。
 
 腎のカリウムイオン量のコントロール
がなければ蝸牛が正常に動かず音が
聞こえないことにもなるのです。

西洋医学の基本である生理学的にも
腎臓と東洋医学の「腎」の考え方
に関係があると言えなくもありません。
 
 長年の風雪に耐えてきた、東洋
医学の「腎」という考え方を利用して
より鍼灸の効能を高め、
より多くの皆様に、快適な日々を
提供したいと思います。
 
 

熱中症にご用心

 6月に入って、梅雨の前に夏が来てしまったような
陽気ですが、この気温と湿度の状況では、熱中症に
用心が必要です。
 
熱中症は、周りの温度が高いため、体が熱をためこみ
調整機能が崩れて体内のバランスが変化し、生命維持機能
に影響を及ぼすことによって起こります。
 
立ちくらみや、こむらがえり、大汗をかいたり、
頭痛、吐き気、倦怠感、不快感がおこったり
ひどくなると、意識がなくなったり、けいれんがおこり
動けなくなってしまう、恐ろしい病気です。
 
高温、多湿、風が弱く、熱を出すものがある場所で、
汗などによって体から熱を出せない時に起こります。
 
 特に、お年寄りやお子さんには気を配る必要があります。
 
 なぜなら、お年寄りは、温度に対する感覚が鈍くなり
汗を出す機能が衰えている可能性が高いからであり、
お子さんは、汗を出す機能が十分に発達しておらず、
熱中症になりやすいからです。
 
 大切なことは、水分の取り方と適切なクーラー使い方
室内にいるとしても、必ずこまめに水分をとり、温度計を
見て適切な温度を保持する必要があります。
 
 室外でスポーツを行う際には、日よけを十分に考えて
スポーツドリンクによる十分な水分補給をすることが必要
です。
 
 ぜひ大切な体を守るため、水分と空調には気を付け
からだに熱をため込まないようにしましょう。
 

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